音楽配信

今日は音楽配信のお話です
日本人的に言えば、とうとう黒船がやってきましたね
AppleiTunes Music Store(iTMS)が日本でのサービスを開始しました
配信曲数も100万曲以上と今まで国内でサービスを行ってきた業者とは
比になりません。


この国内サービスの曲数の少なさはレコードレーベルの壁があって
それぞれのレーベルが配信サービスを行っている理由もあります
例えば、中澤さんの所属するアップフロント系の場合はMax Museが配信をしてます
この曲数の少なさでiTMSに勝てないと踏んだのか音楽業界では
老舗のオリコンが壁を振り払ってサービスを行おうと準備を進めています


曲の価格に関しては国内業者が210円ぐらいが平均価格になっているのに比べ
iTMSは150円または200円で提供を行っています。
アメリカでの価格が99セントで提供してますから若干、割高ですね
あとサービスが予想以上に遅く提供された理由は価格交渉が
うまく行かなかったと言われています
Max Museアップフロント系の158円という価格設定は国内業者としては安いですね
iTMSに参加している国内業者は現在の所はavex東芝EMIぐらいですが
ソニーや他のレーベルも価格しだいでは年内には参加かと言われてます


決済はiTMSがクレジットカードかプリペイドカードでの前払いになります。
このプリペイドカードは「iTune Music Card」と言って
大手量販店やレコード店で購入できますが専用のカードを作るなんていうのは
Appleのイメージ戦略の得意とするところです
Max Museの方もクレジットカードと「Web Money」や「Net Cash」という
ネット決済のプリペイドカード(コンビニでも買えます)が使えますから
負けてないですね。
あとEdyも使えますけど、こちらは専用の読み取り機が必要です


今後の参加レーベルにもよるでしょうが
iPod、iTune、iTMS、iTune Music Card、という上流から下流までを
押さえイメージ戦略を行うことで国内でも成功するでしょうね
そうなると多少の利益は度外視しても参加してくる
レーベルも出てくるでしょうからアメリカと同じ状態になるんでしょうね
ソニーぐらいが勝てる要素を持っていたのでしょうが
最近のゴタゴタでこの点では大きく出遅れましたから
もう無理かもしれないですね。
CDの売り上げがなんてくだらないことを言ってコピーコントロールなんて
くだらないものを導入した報いですね


それでは、また